U21韓国戦、日本ラウンドを見た。


また立ち上がりからガツンとくるかと思ったが、韓国はスタミナ切れした前戦の反省からか思いのほか「来ない」。

日本はそれなりに繋げる。

しかし、やはり出足自体は良く、日本は楽にはつなげない。
それが僅かずつのズレを生み、積もり積もってラストパスやシュートの場面で苦しくなる。
シュートを打ちたいんだが打てない。

試合が落ち着き、日本がペースを取れてくると、こんどは日本の悪い癖である「繋ぎたい症候群」が顔を出し、打てるのに打たない。
で、可能性の低いロングは、ダメ元という安心感からか思い切り打つ。

残念なのは、日本のシュートがことごとく韓国選手のブロックにあうということ。
来てるのわかっていると思うけどね。
シュートが素直すぎるよ。

結局、前半は決してよくはないけど、全体的に見ればそれほど悪くもないというなんとも中途半端な印象。

PA内なら角度のないところからでもシュートするというサッカーのセオリーをシッカリ実行して、終了間際に決める韓国が少し眩しく見えた。

韓国のサッカーのほうが世界的なスタンダードという気がする。

日本はどうも「似非」ブラジルサッカーをしたがる。


後半は負けている日本がガツガツ行くべきなのに、なんだかもう一つ。

攻撃が上手くいかないし、パスもミスがち。

カレンが入って日本が元気になる。
前線からのプレスが日本の中盤の守備を活性化し、良い形でボールを奪え、それが良い攻撃に繋がる。

日本に流れが来た。

そして、この日誰よりも輝いていた水野が2人をひきつけながら縦に出し、抜ききらないうちに矢のようなクロス。
ゴール前を横切りGKは反応できず、増田が難なく決める。

あっけない印象さえ残す素晴らしいゴールだった。

日本が試合を支配した。
コボレ球をことごとく拾い、パスも繋がる。

しかし、どうも余計なことをしたがる。
サイドでフリーになったら素直に上げて良いんじゃないだろうか。
中に平山をはじめ日本選手も揃っているし、ペースを握っているときはコボレも日本に来る。可能性は決して低くないと思う。

それがモタモタしているうちに相手ボールになったり、結局可能性の低いロングシュートで終わってしまうのであれば、自分達でチャンスを潰していると同じだ。

日本はまた引き分けてしまった。
後半最後に勝ちきるチャンスがあったのにそれを生かせなかった。

畳み掛ける迫力が足りないな。

ここは韓国との大きな差だと思う。



先月から今月にかけてユースとU21の試合を結構見た。

そこでの俺の印象。

日本は決してテクニックに優れていない。
組織力や粘り強さで「強さ」はあるんだが、ここ数年あった「テクニックはあるけど、シュートが決まらない、走り負けた、当たり負けたんだ」という日本は崩壊したと思う。

そこは受け止めるべきだ。

単純なトラップ、簡単なパス、体の使い方のような目立たないプレー。
そういうプレーが雑だと思う。
カッコいいプレーはテクニックのほんの一面にすぎない。
いまこそ、もう一度そういう基礎を見直して欲しいな。



最近、安太郎「慣れ」している自分が怖い。
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