2009年01月05日
ビバ!NHK
みなさんは最近衛星放送も含めてNHKを見ているだろうか?
NHKは見るものがない、NHKは固くてつまんないと思って敬遠していないだろうか?
だとしたら食わず嫌いではないかと思う。
最近のNHKはすごく面白い番組がたくさんある。
もちろん、基本的に大人向けの放送局だし国の金が入ってる局なのであんまり変なことはできないけど、その制約の中でよくがんばってると思うんだよ。
いや、俺が年をとって大人向け番組が合うようになったのもある。
それが面白さを増しているのは事実だと思う。
でも、もっと若い人が見ても面白い番組も多いよ。
それに、俺は全くの独断だがバラエティの本来あるべき総合的な面白さという意味ではNHKが先端を行っているような気さえする。
いくつか紹介したい。
NHKらしくアカデミックバラエティがまず面白い。
随分前からやっているけど「アートエンターテインメント 迷宮美術館」はわかりにくいアートを相当やわらかくクイズ形式で紹介している。
最近面白いと思ったのは「クラシックミステリー 名曲探偵 アマデウス」である。
いわばクイタンの音楽版であり、探偵がクラシック音楽の裏側、分析によって難題を解決し、同時に音楽の素晴らしさを伝えるというもの。
「爆笑問題のニッポンの教養」も似たような路線であり、爆笑問題が大学教授に面白おかしくインタビューするというもの。
ま、ここまではNHKらしいけど、
「着信御礼!ケータイ大喜利」などは千原ジュニアなど第一線の芸人が出ており、面白さのクオリティも高い。
サラリーマンNEOのセクスィー部長などはNHKの概念を覆していた。
てか、考えてみればここ数年、NHK発のブームも多い。
韓流ブームはNHKでの冬ソナの放送がきっかけだし、他が二番煎じでコケる中、チャングムの誓いで韓流ブームをまたもや盛り上げた。
今のネタ番組系のお笑いブームにしても、爆笑オンエアバトルの功績は表彰モノである。
不毛だったネタものを地道に丹念に盛り上げていった。
アメリカ系海外ドラマブームには、ビバリーヒルズ○○白書やERなどNHKが手をつけて盛り上げた実績がある。
プロジェクトXやプロフェッショナルなどお得意のドキュメントも話題になったし、大河ドラマも迷走の後やっと若者にも受け入れられるドラマになり篤姫が大ヒットした。
アニメだって、元々人気の漫画が題材とはいえ、メジャーなど出来の素晴らしいアニメも多い。
NHK受信料の問題などで、揺れたNHK。
その存在意義すら揺るぎかねなかった。
俺は、そうやっておいこまれたNHKがいい意味で開き直ったんだと思う。
そして、バラエティなどの得意でなかった番組のクオリティを上げる努力をした結果、最近、視聴率のさらなる奴隷となり、憐れなほどチャンネルチェンジを恐れ、CMの前後をどうするかのテクニックにばかり走った民放へのカウンターカルチャーとして大きな存在感を見せている。
CMはないし、スポンサーを気にしなくてもいい。
常に何かしらの告知のために訪れるゲストを呼ばなくてもいい。
これがむしろNHKという制約があっても実は自由であるNHKと、一見自由なようでがんじがらめの規制がある民放のバラエティの自由度が逆転しつつあると思っている。
実は民放にしても、CSでのオリジナルバラエティがすごく人気が出てきている。
ゲームセンターCXはフジの、上田チャンネルはテレ朝の、それぞれ看板CSバラエティになってる。
これも予算規模は地上波とは雲泥の差であるものの、規制がかなり少なく、CMのないCSならではである。
こういう有料放送の流れは必然になりつつあると思う。
多チャンネルになればなるほどね。
俺はNHKをすべて賞賛するつもりはない。
でも、これだけのバラエティやドラマ、ドキュメント、ニュースに加え、スポーツも盛りだくさんで、サッカーはJリーグとプレミアリーグも放送しているNHKの受信料が決して払いたくないほど高いとは思わないんだよな。
面白いですよーNHK、皆さんもお試しあれ。
着信御礼!ケータイ大喜利
著者:今田耕司
販売元:太田出版
発売日:2008-08-07
おすすめ度:
クチコミを見る
NHKは見るものがない、NHKは固くてつまんないと思って敬遠していないだろうか?
だとしたら食わず嫌いではないかと思う。
最近のNHKはすごく面白い番組がたくさんある。
もちろん、基本的に大人向けの放送局だし国の金が入ってる局なのであんまり変なことはできないけど、その制約の中でよくがんばってると思うんだよ。
いや、俺が年をとって大人向け番組が合うようになったのもある。
それが面白さを増しているのは事実だと思う。
でも、もっと若い人が見ても面白い番組も多いよ。
それに、俺は全くの独断だがバラエティの本来あるべき総合的な面白さという意味ではNHKが先端を行っているような気さえする。
いくつか紹介したい。
NHKらしくアカデミックバラエティがまず面白い。
随分前からやっているけど「アートエンターテインメント 迷宮美術館」はわかりにくいアートを相当やわらかくクイズ形式で紹介している。
最近面白いと思ったのは「クラシックミステリー 名曲探偵 アマデウス」である。
いわばクイタンの音楽版であり、探偵がクラシック音楽の裏側、分析によって難題を解決し、同時に音楽の素晴らしさを伝えるというもの。
「爆笑問題のニッポンの教養」も似たような路線であり、爆笑問題が大学教授に面白おかしくインタビューするというもの。
ま、ここまではNHKらしいけど、
「着信御礼!ケータイ大喜利」などは千原ジュニアなど第一線の芸人が出ており、面白さのクオリティも高い。
サラリーマンNEOのセクスィー部長などはNHKの概念を覆していた。
てか、考えてみればここ数年、NHK発のブームも多い。
韓流ブームはNHKでの冬ソナの放送がきっかけだし、他が二番煎じでコケる中、チャングムの誓いで韓流ブームをまたもや盛り上げた。
今のネタ番組系のお笑いブームにしても、爆笑オンエアバトルの功績は表彰モノである。
不毛だったネタものを地道に丹念に盛り上げていった。
アメリカ系海外ドラマブームには、ビバリーヒルズ○○白書やERなどNHKが手をつけて盛り上げた実績がある。
プロジェクトXやプロフェッショナルなどお得意のドキュメントも話題になったし、大河ドラマも迷走の後やっと若者にも受け入れられるドラマになり篤姫が大ヒットした。
アニメだって、元々人気の漫画が題材とはいえ、メジャーなど出来の素晴らしいアニメも多い。
NHK受信料の問題などで、揺れたNHK。
その存在意義すら揺るぎかねなかった。
俺は、そうやっておいこまれたNHKがいい意味で開き直ったんだと思う。
そして、バラエティなどの得意でなかった番組のクオリティを上げる努力をした結果、最近、視聴率のさらなる奴隷となり、憐れなほどチャンネルチェンジを恐れ、CMの前後をどうするかのテクニックにばかり走った民放へのカウンターカルチャーとして大きな存在感を見せている。
CMはないし、スポンサーを気にしなくてもいい。
常に何かしらの告知のために訪れるゲストを呼ばなくてもいい。
これがむしろNHKという制約があっても実は自由であるNHKと、一見自由なようでがんじがらめの規制がある民放のバラエティの自由度が逆転しつつあると思っている。
実は民放にしても、CSでのオリジナルバラエティがすごく人気が出てきている。
ゲームセンターCXはフジの、上田チャンネルはテレ朝の、それぞれ看板CSバラエティになってる。
これも予算規模は地上波とは雲泥の差であるものの、規制がかなり少なく、CMのないCSならではである。
こういう有料放送の流れは必然になりつつあると思う。
多チャンネルになればなるほどね。
俺はNHKをすべて賞賛するつもりはない。
でも、これだけのバラエティやドラマ、ドキュメント、ニュースに加え、スポーツも盛りだくさんで、サッカーはJリーグとプレミアリーグも放送しているNHKの受信料が決して払いたくないほど高いとは思わないんだよな。
面白いですよーNHK、皆さんもお試しあれ。
着信御礼!ケータイ大喜利著者:今田耕司
販売元:太田出版
発売日:2008-08-07
おすすめ度:
クチコミを見る
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by K 2009年01月05日 22:47
あけましておめでとうございます。
今NHKで私が見てるのは『その時歴史は動いた』くらいですね。ちょっと前に『独眼流政宗』がWOWOWでやっていて豪華な出演者にびっくりしたなぁ。
あと気になったのは、私の周りのサッカー好きな人って深夜番組やCS系のマニアックな番組好きな人が多いんですよねぇ。
今NHKで私が見てるのは『その時歴史は動いた』くらいですね。ちょっと前に『独眼流政宗』がWOWOWでやっていて豪華な出演者にびっくりしたなぁ。
あと気になったのは、私の周りのサッカー好きな人って深夜番組やCS系のマニアックな番組好きな人が多いんですよねぇ。
2. Posted by ちゃびおら 2009年01月05日 22:51
ホントそうですよね。携帯大喜利なんてあれだけ地味に面白くできるのがすごいし。オリンピックでもマイナー競技をちゃんと放送してくれたし(大好きなハンドなんて見たくてもなかなか見れないですからね)、ドキュメンタリーなんもか淡々として見やすいし。確かに民放と違って必ずしも高視聴率を狙うばかりが役割じゃないのいい感じに来てるんでしょうね。
3. Posted by 情熱家 2009年01月06日 01:50
遅ればせながら、今年も宜しくお願いします。m(_ _)m
NHKマニアとしては見過ごせないタイトルですね〜。
私は教育テレビで将棋や福祉番組、子供番組を。
子供向けとは思えないシュールなものもあったりして、なかなか楽しいです。
BSだと本の感想を交えながら紹介するものも、面白いと思います。
老婆心さんが先端を行っていると思われた所にとても共感しますね。
NHKマニアとしては見過ごせないタイトルですね〜。
私は教育テレビで将棋や福祉番組、子供番組を。
子供向けとは思えないシュールなものもあったりして、なかなか楽しいです。
BSだと本の感想を交えながら紹介するものも、面白いと思います。
老婆心さんが先端を行っていると思われた所にとても共感しますね。
4. Posted by 茶坊主 2009年01月06日 07:58
新年あけましておめでとうございます。本年も楽しく拝見させていただきますのでよろしくお願いします。
自分はBS1・2・hiの番組を多く見ます。
「大逆転将棋」とか「〜タイムトラベル」とか(題名があやふやですいません)時間が長いので録画するにはHDDが大変ですけれど…
民放を見ているとその時は面白いとは思うのですが跡に何も残らない番組が多いのです。
ちなみに、NHKが海外から買い付けたドキュメンタリー番組も質がかなり高いですよ。
畑は全く違いますが、Jリーグの各クラブも助っ人外国人を見る目を養わないとですね(笑)
自分はBS1・2・hiの番組を多く見ます。
「大逆転将棋」とか「〜タイムトラベル」とか(題名があやふやですいません)時間が長いので録画するにはHDDが大変ですけれど…
民放を見ているとその時は面白いとは思うのですが跡に何も残らない番組が多いのです。
ちなみに、NHKが海外から買い付けたドキュメンタリー番組も質がかなり高いですよ。
畑は全く違いますが、Jリーグの各クラブも助っ人外国人を見る目を養わないとですね(笑)
5. Posted by 老婆心 2009年01月06日 21:11
K氏>どうもです。『その時歴史は動いた』も面白いよねえ。
各番組の質は相当高いよね。
各番組の質は相当高いよね。
6. Posted by 老婆心 2009年01月06日 21:15
ちゃびおら氏>どうもです。
ある程度の視聴率が取れればいい、それよりもクオリティ重視で面白いものを作る。
これって民放より自由だよ。
面白いものってある程度の制約があるけどその中は自由ってなとこから生まれてくるんだよね。
70、80年代から90年代までのテレビ黄金時代ってそうだったもん。
ある程度の視聴率が取れればいい、それよりもクオリティ重視で面白いものを作る。
これって民放より自由だよ。
面白いものってある程度の制約があるけどその中は自由ってなとこから生まれてくるんだよね。
70、80年代から90年代までのテレビ黄金時代ってそうだったもん。
7. Posted by 老婆心 2009年01月06日 21:20
情熱家氏>どうもです。
シブイですねえ。
てか、NHKって広い部分をカバーしていながら、それでいて一つ一つの番組は質が高い。
よって、誰でもどれか一つ二つはハマる番組って見つかるんだよね。
それを見つけたときのマニアックな喜びとかあるんだよなー
シブイですねえ。
てか、NHKって広い部分をカバーしていながら、それでいて一つ一つの番組は質が高い。
よって、誰でもどれか一つ二つはハマる番組って見つかるんだよね。
それを見つけたときのマニアックな喜びとかあるんだよなー
8. Posted by 老婆心 2009年01月06日 21:29
茶坊主氏>どうもです。
そうなんだよね。俺も実は同じNHKでも衛星を見ることが多いかもしれない。
NHK地上波の総合、教育。
NHK衛星の1、2、hi。
黙ってても5チャンネルあるんだよね。
この広大な枠を埋めるためのNHKの努力ってすごいよ。
そのガンバリが、いい番組の制作、いい番組の買い付けにつながっているんだろうね。
そうなんだよね。俺も実は同じNHKでも衛星を見ることが多いかもしれない。
NHK地上波の総合、教育。
NHK衛星の1、2、hi。
黙ってても5チャンネルあるんだよね。
この広大な枠を埋めるためのNHKの努力ってすごいよ。
そのガンバリが、いい番組の制作、いい番組の買い付けにつながっているんだろうね。
